2024.12.24

ラストワンマイル物流向けに狭い道回避機能をリリース。安全性と効率性を担保した配送計画の作成が可能に!

ラストワンマイル物流に特化した輸配送最適化ソリューションLoogia(ルージア)を提供する株式会社オプティマインド(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:松下健、以下、オプティマインド)は本日、Loogia配車作成における「狭い道回避」機能をリリースしました。

◆新機能の概要

➀ 安全性の高いルートを自動算出

道幅データ予測技術を活用した”狭い道回避機能”では、狭い道を避けた安全性の高いルートを自動的に算出

 

➁ 事故リスクの低減

車幅に対して不十分な道幅の道路を避け、安心して走行できるルートを案内することでドライバーの負荷、事故リスク低減

 

➂ 配送効率の向上

狭い道を避けることで、スピード減・バック・迂回などによる配送タイムロスを防ぎ、走りやすさと配送効率向上

 

◆新機能の主な特徴

➀ 高精度な道路幅予測技術

ドライバーの車両サイズを道路幅員と比較し、狭い道路を的確に判別。データ整備が進んでいない生活道路に対しても、高精度な幅員データ予測技術により道路の幅員を予測、ルート算出時に考慮

 

➁ 柔軟な設定オプション

車両サイズだけでなく、利用者の回避させたい度合いに応じた挙動の強弱などの設定が可能

 

住宅街や生活道路の通行が多いラストワンマイル物流において、狭い道路がもたらすリスクの大きさや運送事業者の負荷を改善すべく、このたび新機能リリースをいたしました。

すでに一部のお客様がこちらの機能を活用し、狭い道での事故や時間ロスを未然に防ぎ、安全性と効率性を向上させています。Loogiaは、より安全で快適な輸送の実現に向け、これからも進化を続けていきます。

 

◆開発担当者コメント

「道路幅員データを活用した、安全性を優先するルーティング機能」

日常生活の中で、私たちはさまざまな車両が同じ道路を走る場面を目にします。普通自動車や軽自動車にとっては問題のない道路でも、中型以上の車両では状況が一変します。車両サイズが大きくなることで、「物理的に通過が困難である」「歩行者や自転車との距離が極端に近くなり、危険性が増す」など、大小さまざまな課題が浮き彫りになっています。住宅街や都市部では狭小幅員の道路が多く存在し、日常的な交通渋滞や交通事故リスクの増大が指摘されているのが現状です。このような課題を解決するためには、車両のサイズに応じた経路選択が重要です。

今回、新たにリリースする幅員データを活用したルーティング機能では、こうした社会的なニーズに応えるためのソリューションを提供します。従来のLoogiaでは、お客様からのリクエストをもとに避けたい道路をルーティングに反映する仕組みがありましたが、いただくリクエストには「安全」や「危険回避」といったキーワードが頻出していました。これを踏まえ、新機能では車両のサイズを考慮した柔軟な経路提案が可能となります。狭い道路への進入を避けることでドライバーの負担を軽減し、周辺住民や歩行者にとっても安心な交通環境を実現します。

 

◆開発担当者紹介